#3Dプリント#素材
フィギュアの3Dプリント素材、何がどう違うのか
約1分で読めます
PLA、レジン、フルカラー樹脂。フィギュアづくりでよく使われる3つの素材を、色の出方・強度・においの3点で比べます。
フィギュアを3Dプリントでつくると言っても、素材によって仕上がりはかなり変わります。ここでは実際によく使われる3つを、購入するときに気になる点にしぼって比べます。
PLA(植物由来樹脂)
とうもろこしなどのでんぷんが原料の樹脂です。FDM方式(フィラメントを溶かして積み上げる方式)で使われます。
- 色: フィラメントの色そのまま。1体で複数色を出すには手塗りか多色機が必要
- 強度: 落としても割れにくい。ただし車内など高温の場所には弱い
- におい: ほとんどない
家庭用プリンターで一番よく使われる素材で、安全性が高いのが利点です。一方で積層の線が出やすく、細かい造形はやや苦手です。
光造形レジン
液体の樹脂に光を当てて固める方式です。細部の再現力はこの中でいちばん高いので、模型やガレージキットの世界では主流になっています。
- 色: 基本は単色。塗装が前提
- 強度: 硬いぶん、細い部分は衝撃で欠けることがある
- におい: 硬化前の液体は独特のにおいがあり、換気が必要
顔の細かい表情まで出したい場合はこの方式が有利ですが、色は後から塗る工程が入ります。
フルカラー樹脂
粉末や樹脂に直接カラーインクを吹きつけながら積層する方式です。
- 色: 1000万色以上を1回のプリントで再現できる。柄物の服やグラデーションもそのまま出せる
- 強度: 塗装レジンよりはややもろい。飾って楽しむ用途向け
- におい: ほぼない
写真からフィギュアをつくる場合、服の色や髪の色をそのまま出したいことがほとんどなので、この方式が向いています。
どれを選べばいいか
| 重視すること | 向いている素材 |
|---|---|
| 写真の色をそのまま出したい | フルカラー樹脂 |
| 顔の細部をできるだけ精密に | 光造形レジン+塗装 |
| 子どもが触っても安心 | PLA |
FigMeでは、写真の色味をそのまま残せることを重視してフルカラー樹脂を採用しています。飾って眺める用途を前提にしているので、強度よりも色の再現を優先した選択です。
